お問い合わせ

Follow Us

©︎ 2024 COLOR Inc.

カラーの強み・他社との違い 今すぐ無料相談する
コラム
公開日:2023.04.25 更新日:2025.06.11

高齢の親が心配な方へ!フローリングの滑り止め対策で転倒予防!

「最近、親の歩き方がふらついていて心配…」
「転んで骨折なんてことになったらどうしよう」
高齢になると、転倒事故のリスクが一気に高まります。実は、家庭内での転倒が最も多く、特に滑りやすいフローリングが原因になることも。
手すりの設置や段差の解消も大切ですが、それだけでは不十分なケースもあります。
そこで注目されているのが、“塗るだけ”で床の滑りを抑えるフロアコーティングという選択肢です。
このコラムでは、家庭でできる高齢者の転倒対策とともに、
フロアコーティングがなぜ注目されているのか、その効果と特徴をわかりやすくご紹介します。

目次

1. なぜ高齢者は転倒しやすいのか
2. 家庭内で多い転倒事故の実態
3. 転倒防止対策として注目のフロアコーティングとは?
4. フロアコーティングが選ばれる理由
5. 一般的な滑り止めとの違いとメリット
6. 相談事例から見る転倒対策のニーズ
7. まとめ:大切なご家族のために今できること

なぜ高齢者は転倒しやすいのか?


高齢者の転倒を心配する家族のイラスト

年齢を重ねるにつれて、筋力や関節の柔軟性、バランス感覚が衰え、わずかな段差や滑りでも転倒してしまうリスクが高まります。

東京消防庁の調査によると、令和3年に「ころぶ」事故によって救急搬送された高齢者は53,675人にのぼり、高齢者の事故の中で最も多い原因となっています[※1]。

なかでも、家庭内での事故が多数を占めており、フローリングや浴室、階段といった日常的な場所こそ、実はもっとも注意が必要です。

転倒による大腿骨骨折などは、その後の寝たきりや要介護状態に直結する重大なリスク。

ご家族が元気な今だからこそ、“予防”に目を向けることが大切です。

出典: ※1東京消防庁高齢者の事故防止 救急搬送データ

家庭内で多い転倒事故の実態


転びそうな高齢の母親を心配そうに支える娘のイラスト

実は、高齢者の転倒事故の多くは「屋外」ではなく、「自宅の中」で起きています。

家の中は安心と思いがちですが、段差・すべり・見えにくさなど、さまざまな危険が潜んでいます。

特に以下のような場所は、転倒リスクが高いとされています

  • フローリング(滑りやすく、靴下との相性で特に危険)
  • 廊下や部屋の出入り口(小さな段差や敷居につまずきやすい)
  • 浴室(濡れていて滑りやすい)
  • トイレや寝室(夜間の暗さ+慌てて動くことでバランスを崩す)

家の中は毎日使う場所だからこそ、リスクに慣れてしまい、注意が行き届かなくなるのが怖いところです。

また、事故後の「もう自分では動けないかも…」という心理的な不安は、活動量の低下や孤立にもつながります。

だからこそ、「安心な家づくり」の視点で、環境面から転倒を予防する工夫が必要です。

転倒防止対策として注目のフロアコーティングとは?

家庭内の転倒リスクを減らすためには、段差の解消や手すりの設置など、さまざまな対策があります。

その中でも最近注目されているのが、床そのものを滑りにくくする「フロアコーティング」という方法です。

フロアコーティングとは、フローリングの表面に透明なコーティング剤を塗布することで、滑りにくさと耐久性を高める加工のこと。

特に高齢者のいるご家庭では、以下のような理由からフロアコーティングが選ばれるケースが増えています。

フロアコーティングが選ばれる理由

フロアコーティング 施工例

すべりにくくなる

靴下やスリッパでも足がしっかり床に引っかかりやすくなる

見た目が変わらない(透明)

床の雰囲気を損なわずに安全性を高められる

耐久性が高く、日常のお手入れもラク

ワックスのように頻繁に塗り直す必要がない

ペットやお孫さんにも安心

転びにくさは全年齢にメリットあり

「転倒予防」といえば段差や手すりと思われがちですが、“床を滑らなくする”という視点は意外と見落とされがちです。

手軽かつ継続的に効果が得られるため、安全な住まいづくりの新しい選択肢として注目が集まっています。

一般的な滑り止めとの違いとメリット

「滑り止め」と聞くと、滑り止めマットや滑りにくいワックスなどを思い浮かべる方も多いかもしれません。
これらも一定の効果はありますが、実際には以下のような課題があります

従来の滑り止め対策の課題

◾ 滑り止めマット
効果はあるが…
敷いた場所だけしかカバーできず、見た目が悪くなることも。また、マットの端に足を引っかけてつまずく可能性もあります。

◾ 滑りにくい靴下やスリッパ
手軽だが…
履き忘れると効果がゼロに。本人の習慣に依存してしまう点がネックです。床材との相性によっては、滑るケースもあります。

◾ 滑り止めワックス
安価だが…
効果は一時的で、定期的な塗り直しが必要です。また、ワックスの種類によっては逆にツヤが出て滑りやすくなることもあります。

フロアコーティングの主なメリット

  • 滑り止め効果が長く続く(1回の施工でOK)
  • 透明で目立たず、見た目を損なわない
  • つまずきリスクやマットのズレなどの心配がない
  • 日常的な掃除だけで十分、メンテナンスがラク

”見えない安心”を提供するフロアコーティングは、家族みんなが気づかないうちに守られているという、まさに「影のサポーター」です。

相談事例から見る“転倒対策”のニーズ

「転んだと聞いて、本当に焦った」
これは実際にご相談いただいたお客様からの声です。
最近では、ご両親の転倒をきっかけに、住環境の見直しを検討される方が増えています。
特に多いのが、次のようなケースです

  • 退院後の安全対策として
  • 築年数の経ったフローリングの滑りが気になる
  • 在宅介護が始まり、安全性を重視したい
  • ペットと暮らしていて、滑りやすさを改善したい

フロアコーティングは、目立たないけれど確かな安心感を与えてくれる、そんな存在です。

まとめ:大切なご家族のために今できること


安心して暮らせる環境づくりは、何よりの“思いやり”です。大切なご家族の笑顔が、今日も続きますように。

高齢のご家族が、安全に安心して暮らせる住まいを整えることは、 これからの毎日を“転ばぬ先の杖”で支える、大切な準備です。

手すりや段差の解消などに加え、床の滑り対策も“気づかれにくいけれど重要な要素”です。
フロアコーティングは、目立たないけれど着実に家族を守る手段。
「まだ転倒していないから大丈夫」ではなく、
「今だからこそできる予防」をはじめてみませんか?

わたしたちは、安心できる住まいづくりを通して、大切なご家族の未来を支えるお手伝いをしています。

気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。