高齢者の『転倒』をフロアコーティングで予防
2022-10-28
ご注意下さい。高齢者の転倒・転落!
東京消防庁のデータによると、高齢者の「救急搬送者数」がもっとも多い事故は『ころぶ』ことによるものです。
出典:東京消防庁 図1-4:事故種別ごとの高齢者の救急搬送人員(令和元年中)
高齢者の転倒は『住まい』が多い!
『転倒・転落』について転倒場所別にみると、住居等居住環境(家庭内)で半数以上占めており、『居室』が最も多く、次に『階段』、『廊下』になります。
筋力の低下、視力の衰えなどバランスを保ちにくくなり、カーペットや敷居などのちょっとした段差でも足を取られて転倒することや、時には、段差のない廊下やフローリングで足を滑らせることもあります。
また、杖や車椅子などによる傷や汚れでフローリングが汚れてしまうことも・・・・
出典:東京消防庁 表2-1:住宅等居住場所における高齢者の「ころぶ」事故の発生場所上位5つ(令和元年中)
転倒防止を防ぐために
高齢者の転倒事故を防ぐために一つの方法としては滑りにくい床にしてもらうことです。
滑りにくい床にするために必要なことは下記です。
・床は滑りやすくないかを確認する
段差などの危険箇所を見つけてみましょう。
・床面の小まめなお掃除
床についた水や油汚れはきれいに掃除し調理の際の油は目に見えないところにも飛び散ることがあります。
気づかず放置しておくと、スリッパや靴下に付着して広範囲に広がりやすいため、こまめな掃除を心がけましょう。
『滑りにくい床』にする方法のメリット・デメリットご紹介します
メリット | デメリット | |
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張り替え |
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UVコーティング |
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※1 フローリングの下には下地材があり、長年の経年劣化や浸水、湿気によるカビ、シロアリなどの影響を受けて傷んでいる恐れがあります。張り替えであれば下地の状態も確認でき、下地材の状況に応じて工事ができるので建物の劣化を防ぐことも可能です。
築年数の長い住宅の場合は、張り替えによるリフォームがおすすめです。
※2 張り替えを実施した場合の内訳は材料代 20帖分(複合フローリング)、既存フローリングの撤去処分費用、下地補修費用、フローリングの張り替え費用、家具の移動費用で合計40万円~50万円 ※業者によって内訳は異なります、無垢などの床材や、床暖房など条件により金額はことなります。
※3 張り替えに必要な工期20帖の場合は大型家具の移動や張り替え作業に多くの時間が必要になり、その期間は部屋が使用できません。張り替えの場合でも通常4~6日程度はかかると考えておきましょう。
※4 LDK20帖を想定、家具の量や既存床の状態、面積に応じて工期は変動します。
※5 杖や車椅子の傷や汚れ対策、ワックスに比べて耐薬品性が強く、水にも薬品にも強い。
おわりに
UVコーティングはコスト面、工期も短く既存のフローリングを『滑りにくい床』に再生できます。
特に築年数が新しい方や10年前後でフローリングの張り替え検討される前に是非COLORへご相談ください。
また、築年数の長い住居の場合や、現在の既存床材の状態により施工ができない場合もありますのでお住まいの場合は一度現地調査(無料)をご相談ください。
高齢者の不安を少しでも取り除き、安心なお住まいのコンサルタントがお手伝いいたします。
無料のサンプル資料も送付させていただいておりますのでお気軽にお問合せ下さい。