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高齢者の”転倒”対策5選!滑りにくい床で根本から予防!


高齢者 床 滑る

高齢者が転倒したときの危険性を知っていますでしょうか?骨折や頭部外傷をしたりしますので注意が必要です。

転倒が一番多く起こっている場所は住まい(家の中)です。
高齢者と一緒に同居している方は家の中で安全に生活してほしいと思うのではないでしょうか?
安全に暮らしてほしいけど、住まいへの転倒防止の対策したいけど何をすればいいのかわからないですよね。

そこでこの記事では5つの転倒防止対策を説明します。その中でも根本的に解決したい方は滑りにくい床にするのがオススメです。
なぜオススメなのか、メリット・デメリットをご紹介いたしますので、最後までお読みください。

高齢者の日常生活で一番多い事故は転倒

東京消防庁のデータによると、高齢者の「救急搬送者数」がもっとも多い事故は【ころぶ】ことによるものです。


出典:東京消防庁 図1-4:事故種別ごとの高齢者の救急搬送人員(令和元年中)

 

高齢者の転倒は【住まい】が多い

【転倒・転落】について転倒場所別にみると、住居等居住環境(家庭内)で半数以上占めており、【居室】が最も多く、次に【階段】、【廊下】になります。

筋力の低下、視力の衰えなどバランスを保ちにくくなり、カーペットや敷居などのちょっとした段差でも足を取られて転倒することや、時には、段差のない廊下やフローリングで足を滑らせることもあります。

また、杖や車椅子などによる傷や汚れでフローリングが汚れてしまうことも・・・・

出典:東京消防庁
表2-1:住宅等居住場所における高齢者の「ころぶ」事故の発生場所上位5つ(令和元年中)

 

高齢者が転倒することによる危険性


高齢者 転ぶ 危険性

1.骨折や頭部外傷

高齢者は、転倒によって骨折や頭部外傷などの怪我を負う可能性が高くなります。
特に、骨粗鬆症などで骨の強度が低下している場合には、軽い衝撃でも骨折することがあります。

2.心理的影響

高齢者が転倒すると、その後の恐怖心や不安感などの心理的影響が生じる可能性があります。
転倒によって、身体的な損傷だけでなく、もう若くないから転倒するし迷惑かけたくないと思い自信をなくします。

また、歩くと滑るって転倒すると思い、歩くことへの恐怖心が生まれます。

このようなことが起こり、外に出るきっかけや体を動かす機会が減ってしまい筋力が衰えてしまいます。

転倒防止の5つの対策

1.見通しの確保

高齢者が移動する場所には、障害物や段差がないか確認しましょう。

特に、家具や荷物などが通路に置かれている場合には、これらを移動するか、撤去することで見通しを確保しましょう。

2.安全な履物の着用

高齢者が床転倒する原因の1つは、履物によるものです。靴底が滑りやすい、かかとが低い、足首を固定しないスリッパなど、高齢者が危険にさらされる履物は避けましょう。

また、足に合ったサイズの靴を選び、履物がきちんとフィットするようにしましょう。

3.歩行支援具の活用

高齢者が歩行支援具を利用することで、床転倒を防止することができます。
適切な歩行支援具を使用することで、高齢者が安全に移動することができます。

4.適度な運動

高齢者が適度な運動をすることで、筋力を向上させることができます。
ウォーキングやストレッチなど、高齢者に適した運動を行い、身体能力を維持することが重要です。

5.滑りにくい床にする

床材を張り替えたり、フロアコーティングを施すことで、滑りにくい床へすることができます。
そもそもフロリーング(床)は滑りやすいので根本的に対処することで防げます。

【滑りにくい床】にする方法のメリット・デメリットご紹介します

フロアコーティング 施工例
メリット デメリット
張り替え
  •  新品だからこそ見栄えが綺麗
  •  段差が生じない
  •  状況に合わせた床材を選ぶことができえる。
  •  下地状態を確認できる。※1
  •  費用が高い(40 ~ 50万円)※2
  •  工期が長くなる ( 4 ~ 6日程度)※3
  •  フローリングメーカーの保証は1~2年ほど。
フロアコーティング(UVコーティング)
  • 安心の30年間保証
  • 滑りにくい塗膜
  • 張り替え(LDK20帖)の内訳に比べて1/2以上のコストカット可能
  • 工期は1日 ※4
  • 上品な艶が出ることにより、綺麗になる。
  • 保護膜形成による傷や汚れを付きにくくする効果 ※5
  •  作業中は外出していただく必要がある。(臭いがある)

※1フローリングの下には下地材があり、長年の経年劣化や浸水、湿気によるカビ、シロアリなどの影響を受けて傷んでいる恐れがあります。張り替えであれば下地の状態も確認でき、下地材の状況に応じて工事ができるので建物の劣化を防ぐことも可能です。
築年数の長い住宅の場合は、張り替えによるリフォームがおすすめです。

※2 張り替えを実施した場合の内訳は材料代 20帖分(複合フローリング)、既存フローリングの撤去処分費用、下地補修費用、フローリングの張り替え費用、家具の移動費用で合計40万円~50万円 ※業者によって内訳は異なります、無垢などの床材や、床暖房など条件により金額はことなります。

※3 張り替えに必要な工期20帖の場合は大型家具の移動や張り替え作業に多くの時間が必要になり、その期間は部屋が使用できません。張り替えの場合でも通常4~6日程度はかかると考えておきましょう。

※4 LDK20帖を想定、家具の量や既存床の状態、面積に応じて工期は変動します。

※5 杖や車椅子の傷や汚れ対策、ワックスに比べて耐薬品性が強く、水にも薬品にも強い。

おわりに

高齢者が転倒することによる危険性や転倒防止5つの対策を説明しました。
その中で滑りにくい床にする中でフロアコーティングをご紹介させていただきました。

フロアコーティングはコスト面、工期も短く既存のフローリングを【滑りにくい床】に再生できます。
特に築年数が新しい方や10年前後でフローリングの張り替え検討される前に是非COLORへご相談ください。

また、築年数の長い住居の場合や、現在の既存床材の状態により施工ができない場合もありますのでお住まいの場合は一度現地調査(無料)をご相談ください。

高齢者の不安を少しでも取り除き、安心なお住まいのコンサルタントがお手伝いいたします。
無料のサンプル資料も送付させていただいておりますのでお気軽にお問合せ下さい。

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